1964-03-13 第46回国会 衆議院 議院運営委員会 第13号
○佐藤(達)政府委員 私が柳田委員の御発言に賛意を表しましたのは、結局、一定の基準というものがあって、密接な関係というものがありまして、そういう形式的な環境、条件がそろっておれば、いかに本人は清浄潔白な人であっても、この人はだめだというのが法の精神だろうと思うのであります。
○佐藤(達)政府委員 私が柳田委員の御発言に賛意を表しましたのは、結局、一定の基準というものがあって、密接な関係というものがありまして、そういう形式的な環境、条件がそろっておれば、いかに本人は清浄潔白な人であっても、この人はだめだというのが法の精神だろうと思うのであります。
とにかく、いかに清浄潔白であって毛、この人は遠慮してもらわねばいかぬという場面でございますから、できるだけその辺のところを線が引けるものなら引きたい、そういう気持ちでやっておるわけです。
よろしく奮起して調査検討——去年総理大臣が述べ、去年文部大臣が述べ、ことしまた清浄潔白な文部大臣が述べられたとおり、具体的に調査検討を、あすと言わずきょうからぜひやっていただきたいものだと思います。今日では世渡りじょうずが日展の幹部となり、その幹部がやがて芸術院会員となり、その幹部がやがて文化勲章をいただくということになっておる、少なくとも美術部門においては。
しかし、そういうものがとにかく証拠書類として出ている以上は、そのマル済の意味を明らかにせざれば、清浄潔白だとは言い切れない。世間が承知しない。そこできょうの質問をいたしたのでありますが、まだ捜査中でマル済の意味がはっきりしないということと、この御両名は全然潔白であるということの間には全然矛盾がないと思いますか。どうお考えになりますか。
○船田国務大臣 この問題につきましても先ほども辻委員の御質問にお答え申し上げましたように、私どもは国家公務員といたしまして十分謙虚な気持で清浄潔白に事を処理していかなければならぬということを決して怠っておるものではございません。
併しながらこの事件が不起訴になつたからと申しまして、証人は清浄潔白、偽仰天地に恥じないものであるということは私は言えないと思う。何かの新聞にもありました通り、この二重煙突事件というものは、大橋証人に対してはこの二年間亡霊のごとく付きまとつており、そういうふうにして全国の国民は大橋大臣と言えば二重煙突というふうにすぐに考える。
しかしこれは大多数の諸君の意思によつてやつて行こうというのでありますから、私たちはこれを忍んでやつておるわけでありますが、もし大森君が眞に今言われたように清浄潔白であるならば、李下に冠を正さず、まさにこれをみずから進んで撤回されることこそほんとうに民主的だと言わざるを得ない。
而してそのために、私の身辺をあくまで清浄潔白に保ち、私の政治活動に要する資金については一点の疑いを容るる余地なからしめたいと念願致します。そこで、甚だ申しにくい事ながら此の際貴下の温い御了解のもとに私の活動資金を御援助賜わり度御懇願申上げます。